本を読む時間は、
私にとって特別な時間。
時間に余裕があるときや、
気持ちにゆとりがあるときにする、
小さな楽しみのような趣味。
そんなふうに思っていた。
けれど、
少し疲れているときほど、
本と向き合いたくなることが多い。
本を開いてみると、
自然と
静かな時間が流れ始める。
数ページ読むだけでもいい。
読まなくても、
眺めるだけでもいい。
全部を理解しようと
しなくてもいい。
ただ文字を追っているだけなのに、
少しずつ
呼吸が整ってくる。
きっと、
本と向き合う時間というのは、
余計な思考を
手放す時間なのかもしれない。
自分の中にあったざわつきが、
少し外に
流れていくような感覚。
本を読む大切な時間は、
吸収するだけじゃない。
ほんの少し読むだけで、
解放されたような気分になることもある。
気持ちが整い、
静かな時間が、
そっと戻ってくる。

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