朝6時から7時。
リビングには、まだ誰もいない。
少しだけ肌寒い。
けれど、その静けさが心地よく感じられる時間帯。
お湯を沸かし、白湯を手にして、いつもの場所に座る。
動画を観てもいい。
本を読んでもいい。
何もせず、ただぼんやりしていてもいい。
何をしてもいいし、しなくてもいい。
そんな、自由な時間。
カーテン越しのやわらかい光が、
ゆっくりと部屋に広がっていく。
それを眺めながら、ひとつ深呼吸する。
それだけで、気持ちがすっと落ち着く。
21時から22時。
夫のいないリビングは、ほとんど音がない。
一日の家事を終えて、
照明を少し落とす。
テレビはつけない。
何も流れていない空間に、
冷蔵庫の低い音だけが小さく響いている。
ソファに腰を下ろして、
今日はどんな一日だったか、
ぼんやりと思い返す。
うまくできなかったことも、ある。
言いたかったことも、少し残ってる。
それでも、
今日も小さな波は超えられたと思えたら、
それでいい。
静かな夜は、
自分の心の位置を、そっと確かめる時間。
何も整っていなくても、
この静けさの中にいられるだけで、
十分だと思える。


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